INFINITY 8 / インフィニティ エイト

2023 年 3 月にマルコとファビオによって設立されたインフィニティ8。
ヴェネトのパドヴァで、20年以上バーを経営してきたファビオと、ロンドンのチプリアーニでバーテンダーを務めたヴェネツィア出身のマルコ。
そんなふたりが出会ったのは7年前。同じ価値観を持つ彼らが意気投合し、やがて「自分たちのジンをつくろう」と決意します。

ジン造りを始めた理由は、主に2つあります。
ひとつは、成長を続けるジン市場に大きな可能性を感じたこと。
もうひとつは、素材や香り、味わいに徹底してこだわることで、他にはない個性を持つジンを生み出せると確信したからです。

「本物を追い求め、学び続ける探究心。新たな発見に心を動かされながら、伝統を大切にしつつ、新しいアイデアを取り入れて革新を重ねていく。そして、独創的で、永く愛されるものを生み出し、やがて歴史に名を刻む――そんな大きな志を胸に。」
この価値観を共有する二人の友情が、インフィニティ8 誕生の礎となりました。

彼らがジン造りで最も重視するのは、どんな要素も偶然に任せることなく、考え得る限りの最高品質を追求することです。

そのこだわりは、ジンそのものにとどまらず、マルコが得意とするグラフィックデザインのスキルを活かしたパッケージやボトルデザインにも表れています。
こだわりを追求する以上、インフィニティ8が歩む道は決して容易ではありません。
しかし、そのこだわりに見合う評価こそが、彼らの原動力となっています。
ブランド名「Infinity 8」には、無限を意味する「Infinity」と、無限大のシンボルを想起させるだけでなく、東洋で幸運とされる数字「8」が組み合わされています。
それは、無限大に成長し、世界に認められるジンを生み出すという彼らの夢をも象徴しています。

ジンと友情から生まれた彼らの無限の挑戦は、まだ始まったばかりだと言えるでしょう。

Infinity 8 Gin Black edition / インフィニティ 8 ジン ブラック エディション

生産地:イタリア ヴェネト州
ボタニカル:ジュニパーベリー、パイナップル、オレンジ、サクランボ、ライチ、マンゴー、パパイヤ、茶葉など
度 数:41%

すべてのボタニカルを樽に入れ、約2か月間寝かせます。その後、3回の濾過を行い、完璧な味のバランスを見つけます。そして最後に、微細なボタニカルの残りかすを取り除き、澄んだコンパウンドジンに仕上げます。

輝きのあるアンバーの色調
熟れたマンゴーやパイナップル、パパイヤといったトロピカルな果実を頬張ったようなフレッシュ感が、グラスに注いだ途端に、たっぷり溢れます。
紅茶の茶葉や、デーツ、ライチのような華やかなニュアンスに加え、ジュニパーベリーの爽やかさも感じられ、繊細であり複雑な香りです。
アルコールのとげとげしさは感じず、とろけるような滑らかな舌触り。香りにもある果実感やまろやかな酸味にスパイスが漂い、エキゾチックな味わいを演出します。
紅茶やハーブのほろ苦さが心地よく、ドライな味わいですが、まるでトロピカルフルーツのフレーバーティーを飲んでいるかのようなジンです。
ロックスタイルや、炭酸水、トニックウォーターで割って飲んでいただいても楽しめます。